415 :修羅場な話 2013/06/21(金) 22:12:25 ID:mxt7oFno
3年ほど前の話。
母と一緒に犬の散歩をしていた時、近所のお寿司屋さんを通りかかったら「鯖寿司」という貼紙が
目に止まり買う事に。ところが母が店に入ろうとすると後ろから70代位のおじいさんが母を抜かして
店の中に駆け込み「急に孫が遊びに来てな。うめえモン食わせてやりてえから6人前握って急いで持ってきてくれよ」と注文。
小さい店なので母はそのじいさんの後ろに並び、私は犬を抱いて入り口に立って待っていたが、じいさんの
孫自慢はなかなか終わらず、でもニコニコしながら嬉しそうに話しているので文句も言えず10分ほど経過。
「ごめんね長話しちゃったよ」と謝りながらじいさんが店を出たので漸く注文ができる!と思ったら
「すみません急いで作らないといけないんで今日は…」と断られた。
「えーずっと待ってたのにー!」と文句を言う母に「本当に申し訳有りません。できればまたの機会に」と
ひたすらペコペコ。
「じゃあ来週あたりに来れたら来ますね」と言って店を出た1週間後、その人は杀殳人の実行犯で逮捕された。
自分も母も衝撃受けたけど、一番衝撃受けたのはその爺さんだったんだろうなと思う。