234 :修羅場な話 2017/11/13(月) 14:12:22 0.net
娘が産まれた時、私の実家でも旦那の実家でも初孫だった。旦那は婿なので、もちろん娘は私の実家で暮らし、籍もこちら。
初孫フィーバー真っ最中の頃、義母が突然
「この子(娘)をお兄ちゃん夫婦に養子に出しましょう」
と、言い出した。
義兄夫婦(旦那実家同居)は結婚してしばらく経つものの子宝に恵まれず、年齢的にもそろそろ考えないとという時期でした。
私たちは知りませんでしたが、もしかしたら計画小梨だったのかもしれません。
そんな義兄夫婦に私たちの娘を養子に出すと言い出した義母、義父は空気、旦那はアタフタ、私両親愕然…
ダメだこいつら、と思いつつ旦那に
「私らは20代前半だけど、お義兄さんたちはもう30超えてるよね」
と、カマをかけたところ
「そうだよね、俺達にはまだチャンスがあるよね」
なんて言い出したので、旦那の会社の寮に叩き出した、ここは私の実家だ!と両親と組んで旦那を追い出し、義母とは私実家で話し合いに。

義母は戦時中の混乱で、色んなところに養子としてたらい回しにされていたので、養子ということに抵抗がないらしい。
私両親は義母より10は年下なので若干引き気味。
離婚もチラつかせていたら、旦那から連絡がいったらしい義兄夫婦が駆け付けて、義母を〆めて連れ帰ってくれました。
義兄夫婦は何も知らなかったらしく、長男夫婦より先に子を産むなんて!と騒ぐ義母を義兄がビンタ。
その後、義兄夫婦が3年以内に子供をつくるという条件で、このことは白紙に。旦那も戻ってきてうちで肩身が狭い生活をしばらく送りました。
そして2年後、義兄夫婦に子供が出来てからというもの、義母は別人のような優しいおばあちゃんになり、内孫外孫関係無く接するようになりました。
義母ももう余命幾ばくかですけれどね。

その時産まれた娘がもうすぐ成人式です。