295:おさかなくわえた名無しさん[sage]2010/09/15(水) 07:09:29 ID:cEqAYIDv
俺の兄は斎場で働いてるんだが、

親戚が亡くなり親戚ということもあり兄の務める斎場で葬式を行うことになった。
葬式は無事に終り、そのまま斎場の別ホールで食事会を行った。
30分くらいたって兄が
「親戚に互助会のパンフレットくれって言われたから取ってくる」
といい席を立った。親戚が亡くなった時もちゃっかり営業していて仕事熱心だなと思いながら
料理に手をつけていたら隣のテーブルで料理をタッパに詰め込むババア発見。

以前兄が保健所の指導が厳しいとボヤいていたので
これはまずいんじゃね?と思い席を立ち受付に向かった。
受付嬢に兄を呼んでもらい事情を話すと、やっぱりまずい事で下手したら営業停止らしい
兄はそのババアのとこに向かった。
そのババアはまだ料理をタッパに詰め込んでいた。
兄「申し訳ないですけど持ち帰りはお断りしてるんですよ」
ババア「あら、でも私今お腹空いてなくて一口も食べてないのよ」
兄「保健所の指導なんですよ食中毒になられても困りますし」
ババア「親戚だから見逃してよ」
兄「こればかりは保健所の指導ですから」
兄がいくら説得してもババアは引かないババアは自分の都合ばかり言っていた。そしてババアは逆ギレし
ババア「あんたのとこの互助会に入ろうと思ったけどこんなに融通がきかないとは思わなかった
入るのやめる」
兄「そうですか分かりました。」
ババア「お前のとこに入ってやるから持ち帰らせろ」
兄「斎場のルールを守れない方との契約はこちらからご遠慮させていただきます」
ババアは兄の言葉に切れるがババアの家族が騒ぎに気づき止めに入ってくれてなんとか料理の持ち帰りを阻止
家族がまともな方でよかった。

その後、何となく俺のせいで契約をダメにしてしまった感じがしたので、兄に謝ると
兄は「え、あのババアの息子さんが契約してくれたけど」
俺「え、それじゃああのババア、キレるんじゃね?」
兄「あそこの家族の年齢からすると次にタヒぬのあのババアだから大丈夫だろ」
俺は爆笑した。