825 :修羅場な話 2017/06/13(火) 18:13:03 ID:ARI
ちょっとモヤモヤするので吐き出させてください。
私は介護の仕事をしている。最近は人手が足りないため2ヶ月限定で夜勤専門の派遣の人を雇った。
今の施設は夜勤はかなり楽な業務だけど、夜勤ができるスタッフが不足していたから。
派遣の人が、ここの施設は夜勤が楽ですね! て言ってきたので、大変な時期もあったんですよと主任が話をした。去年の年末に亡くなったおばあさんがいたのだが、その人はかなり夜が大変だった。
居室で幻覚を見て大声で怒鳴り散らしたり物を破壊したり。睡眠薬も全く効かず、おばあさんが怪我をしないようになだめたり押さえるのも大変だった。
その時によって大変さは変わりますよねと私が言ったら、主任と私に向かって派遣の人が
「でも良かったですね! 面倒な人がいなくなってせいせいしましたよね! 楽になって助かりますよね」
と言ってきた。
その瞬間、そのおばあさんの思い出がぶわっとよみがえった。
確かに大変だった。暴れるのも㬥言もひどかった。
でも昼間の穏やかな時は職員に向かってお礼を言ってくれたり、新聞が大好きで夢中で読んだりしてた。
かわいいおばあさんで憎めない人だった。
亡くなったから、確かに仕事は楽になった。
でも「せいせいした」なんて思ってない。
主任も苦笑いして流していた。
そんなこと派遣の人に言ったって仕方がないし、どうせ今月で辞めてしまうので関わりなんてなくなるんだけど。
派遣の人の言葉が、ボディーブローみたいにじわじわきいてる。