435 :修羅場な話 2015/08/03(月) 13:09:24 ID:HPb
従兄弟夫婦の知り合いが、海外から東京に遊びにくることになった。
外国人のご一家なんだけど、そこの娘さんがドール大好きなんだそう。
私もドール好きなので、お店など案内して貰えたら…と要請があった。
ちょうどその時期はドールイベントもあるし、私も暇だったので了解した。
丸二日間あちこち案内し、疲れたけど楽しかったし娘さんも喜んでくれて、
ご両親も夫婦で東京デートを楽しめたととても感謝された。
娘さんは、一緒に撮った写真や買ったドールの写真を後で送るね!と
言ってくれた。ご両親も、私がハチミツ好きなのを知って、
こちらの美味しいハチミツを必ず送るからね!と、手を振って別れた。
でもその後結局何も無くて、こんなもんかなーと思って1ヶ月経った。

しかし実は彼女達からのお土産やお礼は届いていた。
私の母もその外国人ご一家と面識があって、共通の知人もいたので
お土産を送っていたことを知ったらしい。送り先は従兄弟夫婦宅。
母が従兄弟嫁に聞いたところ、なにも届いていないとの答えだった。
仕方なく、届かなかった旨を書いて、改めて私が娘さんに手紙を書いた。
もちろん今度は私の住所で。するとすぐに返事が来て、
日本では手に入らない名産のハチミツや暖かい手紙・写真が入ってた。
そして親御さんからは「こちらには配達完了の通知が来ていたけど、
お金入れといたから盗まれちゃったのかな、ごめんなさい」との手紙。

なんとなくピンと来て、届け物がてら従兄弟夫婦の家に行った。
従兄弟嫁に確認したら、やっぱり荷物は届かなかったと。
でも従兄弟息子くんが抱えて舐めているのは、私が頂いたのと同じ
日本では入手出来ないあちらのハチミツ…。
聞いてみたら、外国人ご一家が後日送ってくれたものだと言う。
息子くんが更になにか喋ろうとするのを遮って、従兄弟嫁が
「でもその中に私さん宛の物は入ってなかったんだよ!」と大声で言う。
そんなこと聞いてもいないのに。一緒にいた母と従兄弟父が
「荷物はなにも届かなかったんじゃないの?」と聞くと、
「なんか間違えてた。うち宛の荷物だけは届いてた。」と。それで更に、
「あちらは従兄弟夫婦のものと一緒に私さん宛のお土産も送ったって
言ってるんだけど、無かった?」と聞くと
「だから、私さん宛のはなにもなかったんですって!」と。そこに、
従兄弟息子くんが再び登場して、こーんなのが入ってたのー!!と、
たくさんのハチミツや食品、そして手作りのドールグッズや、明らかに
娘さんから私宛と見られる約束の品々が…。