887 :修羅場な話 2019/02/10(日) 05:21:40 0.net
結婚記念日の1週間後に旦那が仕事中に営業車に新品の包丁を放置してスマホも鍵も置いて財布だけ持って行方不明になった。
すぐに捜索願いを出したが事件忄生がないからとろくに捜査もされなかった。
数日間私も両家両親も友人も必タヒで探したが全くあてもなく見つからない。
鍵も持っていないのでいつ帰ってきてもいいように外に出るときには玄関には毎回張り紙をしていた。
しばらく経つと私はだんだん病んできて仕事は休職。
私に不満があったのかとかそんなに会社が不満だったのかとか(同僚に辛いと言っていたらしい)それならなぜ相談してくれなかったのかとか、
私は相談すら出来ないようにさせてしまっていたのかとか色々考えて、離れて元気にやってるならそれでもいい。
でもせめて生存確認だけでもしたい。そう願いつつ何もわからないまま1カ月が過ぎた頃旦那は警察署に自ら行き保護されて見つかった。
見つかった時の旦那の姿が異常で、カード類はそのままでなぜか小銭一枚入っていない財布だけを持ち、姿はいなくなった日と全く同じ姿。
アイロン掛けしたシャツにスーツにしっかりネクタイして革靴を履き髭も剃ってある。
しかも見た目で分かるくらいに少し太っていた。
本人曰く、気付いたら家の最寄駅のベンチに座っていて財布は空っぽだしスマホも鞄も無くわけもわからず署まで歩いていったらしい。
そしていなくなった日を含む過去2カ月くらいの記憶が無いという。結婚記念日ディナーや数日前にあった会社でのBBQの記憶も無かった。
自分が今どんな状況なのかがわかっていないようで、今まで行方不明になっていたんだと家に連れて帰ってから話すと全身に蕁麻疹ができ、しばらく日中出歩くのを怖がった。
働けるようになるまで1年はかかったし記憶はないままだしもうあの時の話はしないけど未だに謎だし、私は今でもちょっと連絡が取れなくなったりするとまた消えたんじゃないか?ってプチパニックになる。
色々端折ったけど離婚話までも出ていたし生活が安定するまでは本当に修羅場だったと思う。