231 :修羅場な話 2008/05/06(火) 12:16:56 ID:8IuxV0qP0
じゃあ、この間遠方の友人Aに聞いた話でも。

Aはお祖父さんを亡くし、またお祖父さん子だったために、
とても悲しんでいた。
それを慰めるためにAのジャンル友が集まることになった。

出がけにAのお祖母さんが
「あんたはまだ立ち直ってないから、友人のささいなことが
気になるかもしれない。それは悲しみがそうさせているのだから、
決して怒ったりしてはいけないよ」
と言われたのだそうだ。

Aは聞き流して集まりに参加したが、友人たちは最初のお悔やみ以外は
Aを慰めるでもなく、萌え話で盛り上がり。
Aはもっとかまってほしかったらしく、だんだん不満になってきた。
帰宅が遅くなると家に電話をかけたら、出たのがおばあちゃん。

そこでAは出がけに言われた言葉を思い出したそうだ。
友人たちは、Aの悲しみを紛らわすためにあえて萌え話だけで
盛り上げようとしてくれてるんだと気づいた。
そして、夫が亡くなったんだから、一番つらいのはおばあちゃんのはずなのに
孫の心理状態まで気遣ってくれていることにも。

そしたら逆に泣けてきて、結局女子高の大泣き集会になっちゃったんだけど、
とAは言っていた。

Aも、Aのお祖母ちゃんも、Aの友人たちもすごくいいなあと思った。