763 :修羅場な話 2016/03/06(日) 21:18:42 ID:BdL
今日、自分が自意識過剰な人間だとわかった。

うちの家は2階にリビングがあってリビング横に二畳ほどの壁で囲まれているベランダがある。
そこに11月~2月の終わりくらいまで、父が小さなイルミネーションの箱庭を毎年
作ってくれる。夜にリビングの明かりを消して眺めているととっても癒される。

私が小さなときから作ってくれていて、子供のころは毎年楽しみにしていて作るのも一緒
に手伝っていた。でも中学生になったころから世間の家庭と同様、反抗期を迎えイルミネー
ションの製作も全く手伝わなくなった。今は大学生

それでも父は毎年作り続け、今年は「こんなふうにしたよ」「今年からLEDだよ」「今年は
観覧車入れて遊園地だよ」工夫を凝らしたのを作ってくれた。私は「ふ~ん」と言いながら
も父がいないときにじっくり観察していたし。友人を家に呼んで見せてあげたりしてた。

昨年の11月にも父は休日にせっせとイルミネーションを作っていた。母も手伝っていた。
私はその後ろを「毎年飽きないね~」とからかう口調で通って、友達と遊びに行ってしまった。
でも後ろを通り過ぎる時、父が少し悲しそうな表情をしたのが見えた。ものすごく心が痛くなった。
友達と遊んでいても、父が私のためにしてくれていることにどうしてあんなひどいことを
言ったのだろう?と考え自分が嫌になった。

夕方、父と顔を合わせるのが恐かったけど、恐る恐る帰ってみると明かりを消したリビング
で、父と母が夕飯の支度を整え、完成したイルミネーションを眺めていた。私もイルミネー
ションを見て、思わず「わー、綺麗!」というと父も母もにっこり笑って「でしょう?」と
言ってくれた。昼間の私の悪態はなかったかのように接してくれた。でも父には謝ることは
できなかった

私の住んでいる地域では、ある神社で2月にお祭りがあって、そのお祭りが終わると春を迎
えるという風習がある。それで毎年そのお祭りが終わるとイルミネーションも片づけるよ
うにしていた。でも今年は、父がお祭り前に仕事で事故にあってしまい入院することになった。
父の入院でバタバタしていたこともあってイルミネーションも3月に入っても設置したままだった。