296 :修羅場な話 2006/10/09(月) 14:33:28 ID:J55hXDKQ
この前の日曜日、地域の運動会に参加した。
お弁当の時間、障碍物競走の準備が済んでいるトラックに子供が入って、
ネットに潜って遊んでいる。
「おいおい、ちゃんと並べてあるんだからダメだよ。元に戻して」
と言うと、子供は無表情にチラリとこっちを見て、それでも一応きちんと直した。
「はい、ありがとう」
と笑顔で言うと、子供が走って逃げる。

一分もしないうちにDQN家族に取り囲まれた。
(ここまでは他スレに書いた。続きを書き忘れていた。)
腕組みして斜めにこちらを睨む金髪女が二人と、子供と、男が一人。
白のジャージのような上下の金髪の男、さっきの子供の父親だろう、
上下首降り運動しながら、ンダコラ、とか、オンカッカ、とか言っている。
要領を得ないので、一歩前に進み出た。体格は同じぐらいだろう。
お互い手を出せば届く、つまり毆れる距離。男が目を一層剥いた。
いい加減腹に据えかねて「あのねぇ!」と大声で言うと、
驚いた男が後ずさりし、トラックを囲ってあるロープにつまずいて、
さっきのネットの上に転倒、立ち上がれなくてもがいている。
そのうちに事態に気付いた役員などがやってきて、事は収まった。
DQN一家はこちらをちらちら見ながら、帰っていった。
何も帰ることないのに。子供がかわいそうだ、と思った。