613 :修羅場な話 2011/10/10(月) 23:07:31 ID:49zMXohz
ある時地元の駅で電車を待ってたんだが、突然近くにいた女の人が倒れた。
ふらふら~っとしてから崩れ落ちた感じだったので頭は打ってないと思う。
地元は決して都会ではないとはいえ観光地。そのためそれなりに大きい駅で、
観光客や地元民など多少なりとも人がいるのに誰も助けようとしない。
ちらちら見てるのは見てるけど本当に何もしない。
私は私で「えっ、倒れた!?」とびっくりしてしまい周りに
その女忄生の知り合いなんかがいないか探すしか出来なかった。
しかし知り合いっぽい人はいない様子。女の人も起きる様子は無い。

どうしたらいいんだと慌てたが高校時代部活(合唱部)の途中で倒れた後輩を
保健室まで連れてった事が頭によぎりとりあえず運ばないと!と
女忄生の腕を肩にかけてよいしょっと立ちあがり「すみません、通ります!失礼します!」と
叫びつつ近くの待合室まで運び、迷惑そうな視線を浴びながら並んだ椅子に寝かせて
「駅の人呼んできますから!大丈夫ですから!大丈夫ですから!」(なぜか二回言ってしまった)と
また叫んで走った。
横目に載るはずだった電車が来てるのが見えたけどもう電車とか乗ってる場合じゃない。

そのあと駅員さんを呼んで、女忄生を介抱してもらってその場を去った。
「とりあえず運びました。電車待ってる皆さんのお邪魔になるかと思って…」とか
嫌味っぽい事を言ってしまったのが心残り
普段25kgの袋を運んでた甲斐があったってもんだw