166 :修羅場な話 2020/08/09(日) 15:34:07 ID:qf.5d.L1
長文失礼します。

新卒で入った会社で、どうしても馴染めなくて周りとも上手くいかなかった。
とにかく仕事をするのがつらくて、会社に行きたくなかった。
別の支社に配属された同期に「(私)ちゃん、何がそんなにつらいの?」と聞かれても、その理由を具体的に答えられなかった。どうしてつらいと感じているかも自分でわからなかった。自分が考えていることを説明できない私はなんてバカなんだろう、と思っていた。

入社して半年が過ぎた辺りから、何故か夜中に目が覚めるようになったり、会社に行く前に息苦しさや吐き気を覚えたりするなど、体調を崩しやすくなった。
10分前に指示されたことや自分がしたことを覚えていられなくなったし、電話で相手が話していることが頭に入らなくなった。
どれもこれも大学生までの自分では考えられないことだった。
そんな状態ではミスは増えるし、もちろん難しい仕事は任されない。叱責を受けることが多くなり、「自分はバカだ」と思う気持ちがますます強くなった。
自然と「消えたい、いなくなりたい」と考えるようになった。

あるとき家族と近所の内科医の薦めで心療内科に行くと、適応障碍だと診断された。1ヶ月休職したけど、それでも「仕事のできない自分」のまま1年ちょっとで職場を去るのはどうしても悔しくて、一度復帰して下がりきった自分の評価をなんとか覆そうと試みた。
でも、当時の直属の上司から「(私)さんがいるとみんな疲れる。どこにいっても仕事できるようになる訳ない。もう諦めたら?」と言われて、会社にしがみつく自分がバカバカしくなって退職することに決めた。
最終出社日、その上司から言われた最後の言葉は「周りに『迷惑かけてすみません』って謝った方がいいよ」だった。
馴染めずに仕事もまともに覚えられなかった私が悪いし、もうどこの会社に行ってもダメな人間のまま終わるのかもしれないと思った。

退職してから数ヶ月後、私はまったく別業種の会社に運良く就職できて、今もそこで働いている。
今の会社の人たちは、右も左もわからない私によくしてくれた。
初めてやる仕事やわからないことは時間をとって教えてくれる。
仕事を振るときは的確な指示を出してくれるし、書類を完成させて渡せばお礼を言ってくれる。
難しい仕事を達成したら褒めてくれるし、もっといろいろなことを任せられる。
仕事を覚えて達成していくことで認められるのは想像以上に嬉しかったし、もっと周りの役に立ちたいと思った。
そして、最初の会社にいた頃の自分が考えていたほど私はバカじゃないと思えるようになった。

でも、今の職場での仕事が充実すればするほど「前の会社のどんなところが嫌だったのか」がまざまざと頭の中で蘇る。
前の会社の同期が発した「(私)ちゃん、何がそんなにつらいの?」という問いに対して、今なら明確に答えられる。

配属されてから1週間も経たないうちに「喋り方が変だ、とろい」と言われたこと。
私の一挙一動をバカにするように笑われること。
毎日勝手にデスクの引き出しを開けられて、中の物の位置を変えられること。
私が電話を取ると、部署の全員が私へ見張るような視線を向けること。
仕事を教わるとき、ノートにその内容を書くと「書くのが遅い」と怒られること。
とにかく受けた指示を忘れないようにと付箋にメモをすると「そんなことも覚えていられないの?」と言われること。
休みでその場にいない人の悪口を部署の人たちが言い合うこと。

ほかにも書ききれないくらいたくさんあるけど、そのどれもが私の価値観や感忄生には合わない行動だった。
暴カを振るわれたり「辞めろ」とか言われたりしているわけではないから大丈夫。そう思い込んでいた。きっとどこか麻痺していた部分もある。
だけど心の奥底では早い段階で悲鳴を上げていて、それが「理由はわからないけどつらい」という気持ちとして表れていたのかもしれない。

今がとても楽しい。それは本当だけど、前の会社で起きた嫌なことを思い出してつらい気持ちになるのも本当。
忘れるべきだってわかっているのに思い出してしまう。
友人たちは「前の会社で働いてた頃の(私)は様子がおかしかったけど、今は明るくなって本当によかった!」って言ってくれる。
でも、もう本当の意味で元の自分に戻ることなんてないんじゃないかって気がする。
いつか完全に吹っ切れるのか、一生もやもやし続けるのか、今の私にはわからない。

今の会社に入って数年経つ。
小さい会社だし今はこんなご時世だしで、後輩はまだいない。
いつか自分が先輩になったとき、後輩となる人には私と同じ思いはさせたくない。

誰かに聞いてほしくて、吐き出してみたくなりました。
どうか職場の後輩には優しくしてあげてください。