910 :修羅場な話 2016/02/27(土) 14:27:16 ID:UNE
書き逃げ。フェイクの所為で辻褄の合わないところがあるかも。
実母は私を生んですぐ「男の子が欲しかったのに」と言って育児放棄。ひとりで実家へ戻り、2度と戻らずそのまま離婚。
怒った父方の祖父母が写真とか捨ててしまったので、私に実母の記憶はほとんどないし顔も知らない。
そして私が幼稚園の頃、父が再婚。この再婚相手の人が、私にとっての本当の母。
6歳と8歳年下の弟達と私を分け隔てなく育ててくれてくれた上に、私を「可愛い娘」って甘やかしてくれる。ここまでが前提。

社会人になって働き始めて3年目の春、新卒Aの教育を任された。
高校生に見えるぐらいの童顔なAは、新卒の中では1番礼儀正しくてしっかりしていた。
仕事の飲み込みも早く、普通は3カ月かかる新人教育が2ヶ月で終了して、早くも配置先が決まってしまった。
私が「あー肩の荷が下りた!」って喜んでいたら、Aに「お世話になったお礼に」ってことで食事に誘われ、その時に告白された。
当時は付き合っている人もいなかったし、ハッキリ言ってAは好みのタイプと全然違うけれど、悪くないかなと思ってOKした。
Aは母子家庭で、母親の束縛がかなり厳しいと愚痴っていた。休日は一緒にお出掛けしないとヒスるそうなので、仕事が終わってから食事に行くのが私達のデートだった。
Aと付き合い始めてそろそろ1ヶ月になろうとしていた土曜日、弟1の誕生日プレゼントを買う為に弟2と一緒に外出した。
弟1が「枕が欲しい」って言ってたから家具店を2人でうろうろしてたら、なんと中年女忄生と歩くAの姿があった。
話を聞いていたし、年齢的にも彼の母親なんだろうなと思った。「息子に執着する母」ってのがどんな感じか興味があったから、挨拶しようと2人に近付いた。


続きます。