904 :修羅場な話 2013/08/06(火) 22:22:47 0
姉が家族と血のつながりが無かった

4歳上の姉は、未熟児で生まれて生後しばらくは保育器で過ごしていた
でも今では元気で、結婚して子供も3人産んでママさんバレーを頑張っている
姉は母親似で、母とに同じ眉の端に黒子がある
私は完全に父親似で、こめかみに父と同じ位置につむじがある、おかげでどんなにスタイリングしても常に7:3になる
のんびりした父と私と、せっかちでサバサバした母と姉で仲の良い家族だったと思う

ある日、弁護士を名乗る男忄生から電話があった
姉の実の両親が姉に会いたがっているという
温厚な父が、電話口で押し問答した挙句にとうとう電話を叩き切った
漏れ聞こえてきた内容から推測すると産院で取り違えがあったらしい
母も私も呆然としていたし、父は無言で寝室に篭ってしまった
数日後、弁護士と名乗る男忄生が家に来た
相手家族のDNA鑑定書?を持参していて、姉と家族の親子鑑定をさせて欲しいと言う話だった
ちなみに、うちは家族四人全員A型
この時点で、まだ結婚して家を出た姉には何も知らせていなかった 
母がずっと泣きどおしだったが、相手の鑑定書の子供の名前を見た瞬間
泣き止んで「この子はどんな子ですか?今何をしていますか?」と聞いた
変な話だけど、その時初めて私も、血の繋がった「姉」がもう一人いるんだと気がついた
姉も自分にとっては本当の姉だけど、この「姉」も自分の姉なんだ!みたいに頭に衝撃が走った
弁護士さんは即答せずに、言葉を濁していたので
なんとなく、「姉」が自分たち家族を拒否しているのかな?と思ってお腹の中がヒヤッと重くなった

父は長いこと黙っていたが、「あの子も大人なので、どうするか自分で判断する権利がある」と姉を電話で呼んだ
姉は話を聞いて、真っ白な顔でひたすらまばたきを繰り返して、ちょっと怖かったが
「今更親子じゃないと言われても、両親は両親だし、そちらのご夫婦を親と思うのは難しい
会わない方がお互いの為だと思う」と言った
ただ、姉の子が遺伝子病の一種にかかっており、実両親の既往症などは知っておきたい、と言い鑑定を受けることになった
ちなみにこの時点で、姉が本当に取り違えられた子かどうかは分かっていなかった
同じ時期に産院にいて、取り違えられた可能忄生のある子供の一人だった