989 :修羅場な話 2020/04/28(火) 11:41:34 ID:bwp
義妹夫妻は二年前に離婚してる。
元義妹夫は一見おっとりした優しそうな人だけど、周囲の人をいがみ合わせるのがとても巧い人だった。
Aさんには「Bさんがあなたを悪く言ってたよ」と言い、Bさんには「Aさんがあなたのデマを広めてた。もちろん信じなかったよ、ひどいよね」と言うような人。
幸いわが家は、夫が元義妹夫の苦手なタイプだったみたいで元義妹夫のターゲットから外れたけど
(夫は超天然で、「悪く言ってたよ」と言われて悶々とするのではなく、本人にすぐ直行し「悪く言ってたの?」と確かめてしまう)
気がついたら義実家周囲の人間関係がめちゃくちゃになっていて、
特に義妹と義父母が「元義妹夫以外の人間は誰も信じられない。血縁ですらも敵」という状態になっていてギスギスなんてもんじゃなかった。
義父母が離婚寸前になり、夫が間に入って話し合わせたら
「××って誰が言ってたの?」「元義妹夫さんが…」「じゃあ○○は?」「それも元義妹夫くんが…」といったふうに諸悪の根源がわかっていって、
ほんとは上記のように簡単じゃなく何ヶ月もかかったんだけど、とにかく「元義妹夫はおかしいんじゃ?」ということになった。
元義妹夫は「疑われて悲しい」と被害者ヅラし、いち早く周囲を味方につけた。
だから一時期義実家は孤立したけど、元義妹夫が逃げ時を感づいたのか、フイっと「じゃあ離婚」と言い出し、瞬く間に離婚成立して去ってからは
みんな憑き物が落ちたみたいに元に戻っていって、多少のギクシャクは残っているけど今は元通りの関係。
元義妹夫とは音信不通で、どこで何してるかもわからない。
で、昨日たまたま義実家とスピーカーで電話してて(私・夫・義父母でしゃべってた)
義母がしみじみと「今、元義妹夫さんがいなくてよかった。社会がこんなに閉塞的でみんな不安な時あの人がいたら、きっともっとひどいことになってた」
と言ったの。
そしたらそれが物凄くあざやかに想像できたというか、実感があって、義父と私、言った当の義母も気味悪くなってシーンとしてしまった。
夫だけは「そうかもねー」とのんきだった。
今どこで元義妹夫が何をしてるか知らないけど、きっとどこかで同じことをやってると思うし
社会がこんな状態でやられたら誇張なしに自杀殳者が出るかもしれないと思う。
元義妹夫みたいな人がもし今周囲にいたら、即遠ざかってほしいので書き込んでみました。