721 :修羅場な話 2019/01/24(木) 19:49:49 ID:KsZkSd1J.net
長くなります
職場での事なんだけど得意先係のスタッフ(Aさん)が脳梗塞で退職した
急きょ、代わりのスタッフが担当する事になったんだが
得意先の担当者から「代わりの人じゃなくAさんと話がしたい、何とか連絡を取ってくれ」と
しつこく何度も電話がかかってきた
あまりにもしつこいので本来、退職理由はお話し出来ませんが、と前置きした上で
脳梗塞で発見が遅れて手術はしたが面会謝絶で会話は出来ない状態、用件をお伺いすると言っても
直接Aさんと話がしたいとしつこく言ってきた
これは事務員レベルでは無理だと判断し上司に出てもらった
上司にもしつこく言ってきたようで上司は半ギレで「Aは退職したので当社の社員ではないので業務はさせられない
代わりの者が駄目なら自分が話を伺う」と話していたがそれでも相手は引き下がらなかった
何とか断って電話を切っても直ぐにまたかかってきて業務が滞った
上司は最終的には「ご用件はお取り引きに関する事ではないのでしょうか?個人的な用件と認識させて頂きます
個人的に脳神経外科を回って探し出して直接お話下さい」と一方的に電話を終わらせ
相手の本社に苦情の電話を入れた
相手は誰もが知る大企業
さすがにここまでしつこいのは普通じゃない
もしかしたらおかしな人なのか?という判断をしたようだ
もしかしてAと相手の間でやましい出来事でもあるのか?という話が出始めた時
しつこく電話をかけてきた人が突然怒鳴り込んできた
40代位の中堅位の雰囲気の人だった
お前ら本社にクレーム入れただろう、誰だ出てこい!と大騒ぎ大暴れ
110番の準備もするほどだった
上司が外廊下に連れ出し対応すると直ぐに静かになり帰っていった
上司は「Aはおそらくもう意識は戻らない、生命維持装置を外すと家族から連絡がきた
自分は色んな事をやってきた、経験も権利も人脈も力もある
大きな声では話せないことも協力出来る。信頼して話してくれ」
と一か八かで言ってみたそうだ
相手は「そんな事ではない。もういい」とあっさり引き下がったそうだ