566 :修羅場な話 2020/05/04(月) 13:12:51 ID:vv7
絶縁していた一人暮らしの義母から電話があって、その話しぶりに何かしらの覚悟を感じたので
やっと謝ってくれる気になったのかと思い、仕事中の夫にメールを入れてから義実家に向かった。
玄関から声を掛けたら、2階に来いと奥から聞こえた。
なにか不穏な空気を感じて慎重に2階に上がった。
正直、感じていた覚悟は思っていたのと違ってもしかしたら私を杀殳す気なのかもと本気で思った。
すると二間続きの和室の鴨居にロープを下げて、ドラマで見るような姿の義母がいた。
輪っかに首を入れて、足元の椅子を蹴飛ばせば終了~って、あのシーン。
そして義母が「息子にも無視されて生きてても仕方ないからタヒぬことにした。
そこまで追いつめて満足でしょう?あんたを恨みながらタヒぬのよ」と言った。
本気なのか脅しなのかは分からなかったけど、無茶苦茶腹が立った。
そもそも絶縁したのは、結婚して一年目に私の母が追突事故に巻き込まれて四肢の一部を欠損した時、
「嫁の母親がカタワってのは恥ずかしい。これからうちの冠婚葬祭には来てほしくないってのが本音」
って言われたんだ。
それを聞いた夫が超激怒して、私を連れて家を出た。(それまで同居していた)
私は腹が立つよりショックの方が大きかった。
以来、最低限どうしても必要な時のみ夫がひとりで義実家に行き
生まれた子供も一切義母には会わせていなかった。
あの時、あれだけ怒った夫に対して義母は「本当の事を言って何が悪い」と言うスタンスだった。
例え今更なことでも、あの時のことを謝るつもりなのかもと思って出向いた自分が馬廘みたいだ。
私はその場で正座して義母に「どうぞ。見届けてあげます」と言った。
そして「期待に沿えなくて申し訳ないけど、あなたがタヒんでも私は何とも思いません」とも言った。
ショックなんか受けるもんか。せいせいする。本気でそう思った。
義母は震えていた。だから言ってあげた。「怖いのは一瞬ですよ」って。
そして義母は本当に吊った。
相当苦しんでた。ロープ取ろうともがいてた。それをずっと見てた。
完全に動かなくなったのを確認して、それでも15分ほど待ってから119番した。