82 :修羅場な話 2007/11/02(金) 17:54:55 0
空気読まずに投下。
余りスカとはしないかもだけど。
あと、暴力ネタなので嫌いな人はスルーで。

結婚後すぐ同居。
それ以来、テンプレ通りのイビリをしてくれた姑。
そして、争いごと大好きで姑と争ってる時に嬉しそうに顔を出す姑姉。
私が娘を産んだときなんて、二人して「この女腹め!」「男生めなくて何が女だ!」と散々罵る。
だけど、事態は急転。
私が、とある病気をして手術をした日の事。
目を覚ますと、夫と舅がなんかニッコニコ笑って立っている。
勿論、私が大ッ嫌いな筈の姑がいなくて、「ああやっぱり見舞いにも来ない、でも静かでいいや。」って思っていると、二人から衝撃の言葉が。
私を疎ましく思ってる筈の姑が、手術中に何度も通りかかった医者や看護婦につかみかかったそうな。
「あの子は助かるの?」「手抜き手術なんかしたら承知しないよ!」「お願い!今どうなってるの!教えて!」
何度も何度も、心配そうに手術室を行ったり来たりもしたらしい。
舅が「あれ?お前、嫁なんて嫌いだと言ってなかったか?」って言うと、ふんとそっぽを向き、
「別に、心配なんてしてない!」と、真っ赤になって誤魔化したそうな。
つまり、寂しくて相手をして欲しくて、イヤミを言ってる。そんな感じ。
私はその時信じられず、「私がタヒねばいいと思ってわざとやったんじゃ?」ってひねくれた考え方までした。
退院後も、相変わらず口が達者な姑だったが、
「この病気にはコレがいいんだとさ!あんた無知だから知らないでしょ!」
と言って、何気にドサッとリビングに病気についての本を投げ出したり、
「あんたなんて、どーだっていいんだけどさ、一人になったら息子ちゃんがかわいそうでしょ!」
と、熱を出した私を気遣って、イヤミをいいながらも家事や娘の世話をしてくれたり。
その頃から私は、姑は本心でイヤミを言ってるわけではなく、相手をして欲しい弱い寂しがりやかと思い、普通に「はいはいワロスワロス」で聞いていた。

別に、私はすべての暴言を許したわけではなく、姑を受け入れようと努力をした。
そんなさなか、舅が今年の5月に亡くなった。
姑は、その日からボヤッと仏壇の前に座ることが多くなったし、イヤミもピタリといわなくなった。