115 :修羅場な話 2019/01/09(水) 22:41:20 ID:HMQ.8c.yx
結婚して旦那のお弁当を毎日作るという決意を下したとき、一方で夜12時まで仕事してる私に毎日お弁当を作れるのか不安だった
そんなときに見たのがTwitterで流れてきた、園に通うお子さんを持つお母様たちへ向けたお弁当アドバイス
かなり前だから忘れたけど、書き手の人がカッパになってて、過去の自分にアドバイスするって形の漫画で
そこにほか弁形式で乗り切るのだーみたいなことが書いてあった
そしてその漫画の一言がとても心を楽にしてくれた
その言葉がうろ覚えだけど
お弁当作りで大切なのは、素敵なお弁当を作ることじゃなく、安全なお弁当を毎日作り続けること
みたいな感じ
うろ覚えばかりでごめん
とにかくその言葉を見て「確かに」と妙に納得した
その日から持続と安全だけを目標に、「無理をせずできるおかずで一週間ローテーション」を組んだ
アスパラが旬で安い時は毎日アスパラベーコン入れたし、今の時期はブロッコリーが安いから毎日ブロッコリー入れてる
ブロッコリーは茹で加減が難しくて未だに苦手
しんどい日はお手軽かつ旦那の好物の豆苗チャーハンやオムライスで手抜きし
休みの日はピーマンとれんこんとナスを使ってハンバーグのタネを挟んで揚げてみたり
中途半端な隙間ができたときは冷凍食品やチーチクにも頼ったし
インフルとかノロとかやばい日は非常食として冷凍していたおかずを持っていってもらった
品数少ないながら作っていくとだんだんとお弁当向きの料理も覚えていくし
小学生の頃から放置気味で家庭料理の味を知らなかった夫の味の趣向もわかってきた
結婚二年目にもなるとなぜか45キロでガリだった夫が急激に太ってきて55キロになってしまい
本人は幸せ太りなんて言ってるけどこれはヤバイとヘルシー弁当を心がけるようになった
好物の肉料理は一品、他は薄味の好物の野菜で補う
あんまり夫の評判は良くないけど、コンニャク料理も入れてみた
(誰か簡単でおいしいコンニャク料理教えて)

私なりに働きながら毎日お弁当作りを頑張ってたし、正直こうやって続いてるのは奇跡だと思ってる
お弁当作りはほとんど習慣になってて、この習慣を作るキッカケになったカッパさんにも感謝してる
だけどこの冬、義母や夫の伯母がこちらに泊まりに来て
(義実家は豪雪地帯なのでこちらから会いに行くのが困難で、伯母は義母の介助)
夫のために作ったお弁当を見て言われた言葉が辛かった
「私らの時代と違って、今はお弁当用の冷凍食品が豊富だからいいよね
私らは冷凍食品にあるようなのは毎日全部自作してたから」
「私らのときは姑さんの目があって手抜きもできんしで、料理覚えるのに必タヒだったからね」
「あなた(私)は働いてるんだから、無理して苦手な料理つくらなくても、冷凍食品に頼ったらいいのよ」
「そうよ、私達は専業主婦だから料理を覚えなきゃならなかったけど、今の人はそうじゃないんだから
無理して不慣れなお弁当作らなくていいのよ
習う機会が無いんだから料理は下手でも仕方ないのよ」
二人共私のことを見下したり馬鹿にしたりしてるわけじゃなく、夫と同じように働いてる私を労って言ってくれてるのはわかる
それでも二人は専業主婦と言いながら家の農業と酪農を手伝って働いてるし
私が足元にも及ばないくらい料理上手なのも知ってる
そんな二人だからこそ、「冷凍食品使いなさい」と言われてしまったことがショックだった
多少下手でも無理してても、冷凍食品より健康的で安価なお弁当が作れたらと思っていたから
そんな努力のあとが見えないくらい未熟なお弁当なんだなと思うと悲しくなった
未熟な私が悪いし、八つ当たりだってのはわかってるんだけど
結婚三年目に入って、テレビで見るきらびやかで健康志向なお弁当を見るたびに自分の貧相なお弁当にも
それを食べさせてる夫に対しても悲しくなってくる
カッパさんはあんなお弁当目指さなくていいって言ってたけど、料理の腕が上がらないのは自分だけのような気がして辛い
料理教室行こうにも、週6で働いて日曜日は夫と手分けして家事してるからそんな時間もないし
私って料理の能力がないんだなぁ・・・