11:名無しの心子知らず[sage]2009/04/14(火) 02:42:47 ID:7+jxQ0mp
長文チラシ。

この春から娘の通う幼稚園に保育園が併設された。
年長児は花祭りの行事に着物を着る。
男の子がお釈迦様の像に甘茶を掛けて、女の子が踊る。

娘の姿をカメラにおさめていると、隣で踊る女の子も目に入った。
踊りが誰よりも上手。指の先までぴんと伸びてとても綺麗。
踊り終わった後座って待つ姿も、背筋がすっと伸びて
子供と思えないほどきちんとしていた。

見たことのない子なので、保育園の子だとすぐわかった。
今まで違う幼稚園か保育園に通っていたにしろ、
新しい園に入園して数日の姿とは思えないくらいだった。


行事が終わり、子供の着替えを手伝うため控え室に向かう途中、
先ほどの女の子を見かけた。自然と声をかけていた。

「こんにちは。踊り、とても素敵だったよ。すごく上手だった!!」

いつも娘の友達に挨拶する時の様な、軽い気持ちだった。
でも、その子の顔はみるみる歪んだ。

「ばーっか!!お前なんかに見せるために踊ったんじゃねーよ!!」

綺麗な顔からは想像出来ないくらい怖い声で言って、
自分の髪飾りをもぎ取って髪型をぐしゃぐしゃに崩しだした。
先生が飛んできて、その子を保育園の保育室へ連れて行った。