102: 名無しさん@おーぷん 2014/09/09(火)15:42:21 ID:???
私はバブル世代。
とはいえ、当時はまだはじけてないからバブルなんて言葉はなかった。
高卒でも上企業に就職なんて普通に出来た時代だった。
私も高卒で地元で就職。友達は都内の大手企業に就職した子が多かった。
進学先も都内がほとんどで、特に仲のいい子は派手に遊ぶので有名な大学生。

当然、私も絵にかいたような派手な遊びを繰り返していた。
遊び相手はお金持ちの坊ちゃん大学生やリッチな会社員。
バブルがはじけても、まあディスコにはいかなくなったけど、程度で楽しく遊んでた。
派手な職種だった会社を辞めて手堅く地元の土建会社に就職した。
中小企業だけど役所相手の仕事が中心で景気良かった。
肉体労働のおっちゃんたちや事務のおばちゃんたちにかわいがられて楽しくやってた。

遊びもそろそろ卒業する頃だなと思い始めた頃、友人の紹介でF男と知り合った。
F男は上場企業の社員。
大学時代は派手に遊んでいただけあって、遊びなれていて面白かった。
そのF男と数人の友人で集まってのプチパーティみたいので、Aと知り合った。

AはF男の同期の同僚で、私より5歳年上。F男の友人にしては地味で落ち着いた人だった。
バブル世代だからそれなりの遊びも知っていたけど、ちょっと堅くて面白味のない人だった。
2度目くらいにあった時、Aから「F男と付き合っているの?」と聞かれたので「ただの友達」と答えた。
実際、ふざけて軽いキスをしたくらいの仲。家も知らない。家電も知らなくて、でも名刺交換していたので
職場に電話して「今日遊ぶ?」って感じ。
今は彼氏もいないよ、と言ったら、「じゃあ、今日から僕が君の彼氏だよ」と言われた。
え?と思ったけど、冗談かなんかだと思って軽く流し、でも自宅の電話番号記入の名刺を交換した。