279: おさかなくわえた名無しさん 05/01/27 00:08:13 ID:BfcX9pwU
会社の同僚なんだが、ここ最近何故かやつれてきてる気がしていた。 
昼飯を一緒に食べたんだが、どうやら彼女の手作り弁当らしい。 

俺がコンビニの弁当を軽く平らげた後も、そいつはまだ半分も食べ終わっていなくて 
「おい、少し味見させてくれよ」とからかい半分で言ってみた。 
「シにたいのか?」、と返事が返ってきたときには少しびっくりしたが・・・。 



だが、言葉と裏腹にそいつが弁当箱を差し出してきたので 
一番近くにあったホイルのカップに入った焼肉を一口貰った。 

凄い。漫画の世界だけかと思った。生まれてこの方食べた事無い味。 
苦くて辛くてすんごいしょっぱい。食べ物なのかと疑う味。 

「凄い味だろ。でもこれでもかなり進歩したんだぜ。 
 最初の頃は一口食べただけで腹壊したんだから」 
事も無げに言う同僚にどこか尊敬の念を持ちながら食べ終わるのを待った。 
10分もしたら、弁当箱空になってた。明らかに他のも味付けはおかしそう。 
その場は彼女けなされていい気分はしないと思うので黙って茶をおごっておいた。 

たった一口食べただけなのに、その後俺は腹を壊した。 
同僚よ、あんたの彼女の料理が進歩したんじゃない。 
きっとお前の腹の方が丈夫になったんだ、としみじみと思った。 

あいつの生き様はある意味武勇伝だと思う・・・