287: :2015/06/27(土)15:44:39 ID: 
もうずいぶん昔の話なので、時効だと思って書き込む。
特殊な話なのでフェイク入れるので、つじつまが合わなかったらスルーしてください。

娘を出産したとき、産後の回復が思わしくなくてしばらく入院してた。
本当に頭も上げられないくらいだったので、毎日なんとか母にゅうを搾っては、看護婦さんから
娘に飲ませてもらってた。
昔の田舎の産院にはカンガルーケアなんてのもまだ普及してなくて、娘を抱いたのも2回くらい。
時々はガラス越しに顔だけ見てたけど、娘は幸いにして元気すぎるくらい健康だった。
元看護師の姑が面倒見てくれるというので、先に娘だけ退院させた。

出産から1ヶ月くらいたってようやく私も退院し、真っ先に娘の顔を見に行った。
もう会いたくてたまらなくて、抱っこしてミルクあげようとしたんだけど・・・なんか顔が違う。
直接おちちを含ませたのはそのときが初めてだったんだけど、「え?赤ちゃんってこんなに
吸う力弱いの?」と
びっくりするくらい弱々しい。

産院で見た元気なわが子の姿とはまったく違っていて、何があったの?と姑を問い詰めたけど、
「赤ちゃんなんて1ヶ月でずいぶん見た目が変わるものよ」とあしらわれるだけだった。
旦那も「俺も毎日会ってたけど、別に何も変わったことはないよ」と言うので、納得いかなかったけど
とにかく赤ちゃんとの生活が始められることが嬉しくて、その場は流してしまった。

だけどやっぱり娘の顔色がおかしく見えて、「過敏になりすぎ」という旦那を押し切って病院に行った。
先生がその場で色々検査してくれたんだけど、数日後に結果を聞きに言ったら
「うちではどうしようもない」と大学病院の紹介状を渡された。
内臓に奇形があって、手術しなければ長生きできないと言われて、もう頭の中真っ白。
すぐに大学病院に行って診てもらったけど、この子の体力がないとかですぐには手術できないと。
とにかく今できることをやりながら、本人が手術に耐えられるようになったらすぐに手術しましょうと
いう結論になった。