939: おさかなくわえた名無しさん 2016/04/11(月) 00:03:33.47 ID:e8yMcCbu.net
私のことが好きだから大切にしてくれているんじゃなくて、 
「自分よりだめな人を大切にする自分」が好きだから、 
私のことを大切にしているんだと気付いてしまったときに冷めた。

周りに優しくて、ものすごく面倒見がいい人に好かれた。 
「君みたいな子が本当に好みなんだ。 
すごくすごく大切にするから、付き合ってほしい」
と猛アタックされた。 
当時の彼は断る理由が思いつかないくらいのいい人に見えたので、 
だめなところばかりの私がなんで好みなの?ととても不思議だった。 

私は、何かを決めるのも遅いし、いろいろとネガティブに考えてしまう性格だし、 
見た目も小さくて太っていた。 
それに、新品のペットボトルが開けられない、小銭をつまむのが苦手
という程度ではあるけど、上肢に障害があって、
人よりも握力が弱くて、指や腕を素早く動かせない。 

だから、
「申し出は有難いけど、私にはもったいなさすぎる」
と、お見合いの常套句のような断り方をしてしまった。 
それでも
「俺のことが嫌いというわけじゃないなら、お試しでいいから付き合って」
と押し切られ、とりあえずお試しで付き合うことになった。