912: 名無しさん@おーぷん 2014/09/04(木)23:30:57 ID:ZHcMqnZF8
携帯から失礼。私が直接修羅場ではないけど、小学生の時の事。
小学二年生の時、同じクラスにA君がいた。A君は両親が離婚後、父親が再婚し、新しい母親と、妹と四人で団地に暮らしていた。

妹は父親と新しい母親との間にできた子で、とてもかわいがられてたが、A君はいつもほったらかしにされていた。

新母が夜の仕事なので朝ごはんは食べさせてもらえず、いつも薄汚れた服を来て学校に来ていた。
よく近所で噂になっていたが、A君が三歳の時に団地に引越してきてから、夜は道路で寝ていたそう。
お腹がすくと団地を周り、他人の家の前に残されたラーメンの残り汁を飲んでいたそう。

そんな生活をさせられて、愛情を受けずに育ってしまった彼は、学校では超問題児。

ホースを水道に繋ぎ教室を水浸しにする、授業中にハサミを振り回したり机を投げたり、クラスの男子にちょっかいを出し大暴れ。
私を含め、当時そんな家庭の事情なんて知らなかった生徒たちは、A君が近寄るのも怖く避けていた。授業中断なんて当たり前で、担任だけでは止められずによく教頭が止めに来ていた。

四年生になったある日、家庭科で縫い物をしていた時に、A君がいつものように暴れ回り先生 に押さえられていた。
するとA君は一瞬の隙をつき、なんと針を飲んでしまった。

クラス中大騒ぎになり、担任がが「○○先生呼んできて!」と近くの生徒に言い、
気が付くと救急車の音が聞こえ て、A君が運ばれて行った。

クラス中修羅場だったが、A君は次の日何事もなかったように学校に来た。

最近A君を見かけたという友達の話を聞いたので思い出してカキコ。
30も過ぎたがものすごいヤンキー感だったそう。